寂静寺の沿革

 寂静寺の沿革
当寺は円光山寂静寺と言い、親鸞聖人を開祖とする浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
本堂裏の小山の塚は、弘治元年(1555)4月15日に往生した蓮如上人の孫の実円上人の遺骨を納めた場所と伝えられ、当寺は実円上人の菩提寺です。安永5年(1776)に、寂静寺という寺号が許可されました。その後、天明9年(1789)7月に籐静が初代住職となり、現在の住職が第11代住職です。

間口7間の総欅造りの本堂は、下青野から入寺した第5代住職の旭山が、文化5年(1808)12月に安城市桜井村の法行寺の本堂を、金27両で買い受けて再建されたものです。

昭和19年(1944)12月と翌年1月の三河大地震で倒壊を免れ、さらに、昭和34年(1959)9月の伊勢湾台風によって、本堂の屋根が多大に破損しましたが、上地町民の尽力によって、大修復がされました。また、昭和37年(1962)4月に本堂南側の古い庫裡を取り壊し、本堂東隣に境内地の杉の木を用いて、書院2部屋を増築しました。

山門再建については、平成13年(2001)3月に完成し、その山門落慶法要と住職継職の2つの法要を同年5月にお稚児さん約300人の参加のもと併修し、盛大に行われました。

本堂内について

①平成13年(2001)3月、内陣の全仏具全および本堂東側の囲り廊下の修復、書院のトイレ   を水洗トイレに改修。
②平成16年(2004)4月、本堂と書院のエアコンの設置・空調機器の設置・漏電 防止の為の
  全面配線替え工事。
③平成19年(2007)2月、寂静寺建立以来の外陣の畳をパンチカーペットに改修し、全面
  椅子席に変更。
④平成20年(2008)8月、内陣格天井の蒔絵と格天井の格材の黒塗りと金メッキ 金具の施工。
⑤平成20年(2008)12月、床全面にワインカラ―の溜め塗を施工。
⑥平成21年(2009)6月、壁面には金紙に天女と鳳凰の手書きの壁画を施し 、内陣全体を
  スポットライト16本でライトアップして、市内の寺院では一番明るい 内陣に仕上がり、
  現在に至っている。